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「オーバーランダーをやってみたいけど、何を揃えればいいの?」
そう思って調べてみると、ルーフテントやオーニング、ルーフラック、荷台収納、ポータブル電源など、たくさんの装備が出てきます。
しかも、すべてを揃えようとするとかなりの金額になってしまいます。
実際には、オーバーランダーだからといって、最初からすべての装備を揃える必要はありません。
普段のキャンプで使っているものに、車を拠点に旅を楽しむための装備を少しずつ加えていく。
そんな考え方でも十分にオーバーランダースタイルを楽しめます。
この記事では、
・オーバーランダーにはどんな装備があるのか
・キャンプではどのように使うのか
・装備を選ぶときに何を考えればいいのか
・もしもの災害時にはどんな用途が考えられるのか
を、ハイラックスとの相性も含めて紹介します。
なお、この記事では私自身が実際に使用しているキャンプ用品と、一般的なオーバーランダー装備を分けて紹介しています。
「実際に使った」と「一般的な選択肢として紹介している」は同じではないので、その点も分かるようにしています。
【関連記事】
- オーバーランダーの装備は「キャンプ+車+旅」で考える
- キャンプ用品はオーバーランダーでも活躍する
- オーバーランダーの装備を選ぶときの考え方
- ルーフテント|車の上を寝床にする
- サイドオーニング|車の横にリビングスペースを作る
- 荷台収納|荷物を整理して積載する
- ポータブル電源|キャンプの電源を確保する
- ソーラーパネル|電源を補助する選択肢
- 水タンク|水を運び、使いやすくする
- クーラーボックス|食材や飲料を保冷する
- ランタン・照明|夜のキャンプを快適にする
- 調理器具|キャンプで食事を作る
- テーブル|IGTで自分好みにカスタマイズ
- チェア|車の横にリビングを作る
- 寝袋・インフレーターマット|ルーフテントで眠るために
- 寝袋|ルーフテントで快適に眠るために
- リカバリーボード|スタックからの脱出を補助する
- 牽引ロープ|トラブル時の救出に備える
- ジャッキ・工具|車のトラブルに備える
- 災害時にも活用できる可能性がある装備
- オーバーランダー装備は一度に全部揃えなくていい
- まとめ|自分のスタイルに合った装備から始めよう
オーバーランダーの装備は「キャンプ+車+旅」で考える
オーバーランダーの装備には、キャンプ用品と共通するものがたくさんあります。
例えばランタンやクーラーボックス、調理器具、チェアなどは、一般的なキャンプでも使うものです。
そこにルーフテントやオーニング、荷台収納など、車を拠点として過ごすための装備が加わっていきます。
さらにポータブル電源や水タンク、リカバリーボードなどを加えることで、より長時間の旅やアウトドアでの活動に対応しやすくなります。

キャンプ用品はオーバーランダーでも活躍する

キャンプで普段から使っている装備は、オーバーランダーでもそのまま活用できます。
例えばランタンなら、キャンプではサイトの照明として使います。
オーバーランダーでは車の周辺を照らす照明として使えます。
そして停電などの「もしものとき」には、状況によって屋外や自宅周辺の照明として活用できる場合もあります。
ただし、キャンプ用品だからといって、そのまま防災用品として使えるとは限りません。
災害時には、製品の仕様や使用環境、安全性を確認することが大切です。
オーバーランダーの装備を選ぶときの考え方
「オーバーランダー=全部揃える」ではありません。
まずは普段から使うキャンプ用品を揃え、そこから自分のスタイルに合わせて装備を追加していくのがおすすめです。

①まずはキャンプから
ランタン、チェア、クーラーボックス、調理器具、寝袋、マットなど、普段のキャンプで使うものから揃えていきます。
これらはオーバーランダーでなくても使えるため、無駄になりにくいのがメリットです。
②オーバーランダーらしさを高める
ルーフテント、オーニング、ルーフラック、荷台収納などを追加すると、車を拠点に過ごすスタイルに近づいていきます。
③電源や水などの使い勝手を高める
ポータブル電源、ソーラーパネル、水タンクなどは、キャンプや長時間のアウトドアでの使い勝手を高める装備です。
④旅先でのトラブルに備える
リカバリーボード、牽引ロープ、ジャッキ、工具などは、旅先でのトラブルに備えて用意しておきたい装備です。
ただし、これらを持っているからといって、危険な場所へ進入してよいという意味ではありません。
ルーフテント|車の上を寝床にする
オーバーランダーらしさを一気に高めてくれる装備のひとつがルーフテントです。
車のルーフ上に設置することで、キャンプ場などで車を拠点にした就寝スペースを作れます。
テントを地面に設営する場合と比べて、設営方法や居住性が異なるため、自分のキャンプスタイルに合うか確認して選ぶことが大切です。
特にハイラックスでは、
・ルーフへの重量
・車高
・走行時の高さ
・収納時のサイズ
・開閉方法
・就寝人数
などを確認しておきたいポイントです。
また、ルーフテント本体の重量だけでなく、ベースキャリアやルーフラックの耐荷重も確認しておきましょう。
入門向け|Wild Land Lite Cruiser Pro
比較的コンパクトなルーフテントから始めたい人の候補。
初めてルーフテントを検討する場合に、サイズや重量を確認しながら候補に入れたいモデルです。
ハードシェル型|HANT リヤオープン型
ハードシェルタイプのルーフテント。
開閉方式や室内へのアクセス方法など、テントタイプとは異なる特徴があります。
ルーフテントは「見た目」だけで決めず、収納時の高さや重量、展開方法まで確認して選びたいところです。
軽量化されたハードシェル|HANT BLACK EDITION ver.2
ハードシェルタイプを検討している人の候補。
重量は車両側の負担や取り付け条件にも関係するため、購入前に車両側の仕様も確認しておきましょう。
3人用・本格派|YAKIMA SkyRise HD M
家族や複数人で使うことを考えるなら、就寝人数も重要です。
SkyRise HD Mは3人用として展開されているモデル。
ただし、人数が増えるほどサイズや重量も大きくなりやすいため、ハイラックスに取り付けた場合の重量や高さも確認しておきたいところです。
高機能ハードシェル|YAKIMA SkyPeak HD
ハードシェルタイプの本格的なルーフテント。
ルーフテントを頻繁に使用する予定なら、展開方法や収納性、重量などを比較して選びたいモデルです。
家族で使うなら|HANT 4人用
4人での利用を想定したモデルもあります。
家族でオーバーランダーを楽しみたい場合は、就寝人数だけでなく、車両への搭載条件や収納時のサイズも確認しておきましょう。
サイドオーニング|車の横にリビングスペースを作る
サイドオーニングは、車の側面から屋根を展開して、日差しや雨を避けるスペースを作る装備です。
ハイラックスを車中泊・キャンプの拠点として使う場合、ルーフテントとの組み合わせも相性が良い装備です。
選ぶときは、
・展開方法
・サイズ
・収納時の大きさ
・自立式かどうか
・車両への取り付け方法
などを確認しましょう。
コンパクトに使いたい|DARCHE 120 AWNING
シンプルなサイドオーニングを検討する場合の候補。
必要なスペースや使用頻度に合わせて選びたいタイプです。
スタンダードタイプ|DARCHE ECLIPSE AWNING
オーバーランダーの定番装備として検討しやすいタイプ。
展開サイズや取り付け方法を確認して、ハイラックスとの組み合わせを考えたいところです。
大型・自立型|DARCHE FREESTD HARDSHELL 270 AWNING
車の周囲に大きなリビングスペースを作りたい場合の候補。
270度方向へ展開するタイプなので、一般的なストレート型オーニングとは使い方が異なります。
大型になるほど重量や収納時のサイズも増えるため、車両との適合確認が重要です。
シンプルに使いたい|YAKIMA SlimShady
比較的シンプルなオーニングを検討する場合の候補。
「大掛かりな装備までは必要ない」という人にも選択肢になります。
荷台収納|荷物を整理して積載する
ハイラックスの荷台をオーバーランダー仕様にするなら、収納システムも重要です。
キャンプ用品、防災用品、工具、水、食料などをそのまま荷台へ積み込むと、荷物が増えるほど整理が難しくなります。
そこで候補になるのがカーゴシステムやドロアーシステムです。
LEITNER Active Cargo System
個人的に注目しているのがLEITNERのカーゴシステムです。
荷台上部のスペースを活用しながら、キャンプ用品などを整理して積載できます。
荷台をすべて収納スペースにしてしまうのではなく、上部を有効活用できる点が魅力です。
DECKED Drawer System
さらに魅力的なのが、引き出し式のDECKEDドロアーシステム。
荷台の下部を大きな引き出し収納として使えるため、荷物を整理しながら収納できます。
引き出しの上にも荷物を載せられるため、
「収納スペース」
+
「荷台上部の積載スペース」
という使い方ができます。
また、防水性や盗難対策を考えた収納システムとしても注目したい装備です。
ただし、防水・防犯性能は製品仕様や取り付け条件によって異なるため、購入時に確認してください。
LEITNER+DECKEDという組み合わせ
個人的には、この組み合わせがかなり面白いと思っています。
LEITNERで荷台上部のスペースを活用し、DECKEDで荷台下部を引き出し収納にする。
ハイラックスの荷台を、
「積む場所」
から
「整理して使う収納スペース」
へ変えていく考え方です。
ポータブル電源|キャンプの電源を確保する
ポータブル電源は、キャンプでスマートフォンや照明を充電したり、小型家電などを使用したりするための装備です。
オーバーランダーでは、車を拠点として長時間過ごす場合に便利な装備になります。
ただし、ポータブル電源は容量や出力によって使用できる機器が変わります。
「大容量なら何でも使える」というわけではありません。
確認したいのは、
・容量(Wh)
・定格出力(W)
・最大出力
・充電方法
・ソーラー入力
・重量
などです。
BLUETTI AC70
768Wh、定格出力1,000Wクラスのポータブル電源。
比較的コンパクトなサイズと容量のバランスを考えたい場合の候補です。
AC急速充電では45分で80%まで充電でき、最大500Wのソーラー入力にも対応しています。
BLUETTI AC70を見てみる→ BLUETTI公式オンラインストア
Jackery 1000 New
1,000Whクラスのポータブル電源。
キャンプや車中泊など、車を拠点にしながらしっかり電源を確保したい場合に検討しやすいモデルです。
スマートフォンやランタンの充電はもちろん、対応する小型家電などにも使用できます。
Jackery 1000 Newを見てみる→ Jackery公式オンラインストア
Anker Solix C1000 Gen 2
1,024Wh、定格出力1,550Wのポータブル電源。
約11.3kgと、1,000Whクラスの中では比較的持ち運びやすいモデルです。
AC充電では最短約54分で満充電に対応しており、キャンプや車中泊など、電源をしっかり確保したい場合の候補になります。
→ Anker公式オンラインストア
Dabbsson 1000L
1,008Wh、定格出力1,200Wのポータブル電源。
10.6kgと比較的軽量で、Power-Boost機能によって最大1,600Wまで対応できます。
キャンプや車中泊だけでなく、もしものときの電源確保を考える場合にも候補になります。
Dabbsson 1000L ポータブル電源を見てみる→ Dabbsson公式オンラインストア
ソーラーパネル|電源を補助する選択肢
ポータブル電源と組み合わせて使えるのがソーラーパネルです。
キャンプ中に電源を補助的に充電できるため、長時間のアウトドアでは選択肢になります。
ただし、発電量は天候や設置条件などによって変わるため、「ソーラーパネルがあればいつでも充電できる」と考えないことも大切です。
BLUETTI AORA 100 V2+SORA 130Wソーラーパネル
BLUETTIでは、AORA 100 V2+SORA 130Wソーラーパネルなど、ポータブル電源とパネルを組み合わせたセットがあります。
AORA 100 V2は1,024Wh・1,800Wクラスのポータブル電源なので、AC70とは別の選択肢になります。
AORA 100 V2+SORA 130Wソーラーパネルを見てみる→ BLUETTI公式オンラインストア
Jackery Solar Generator 1000 New 200W
Jackeryにも、ポータブル電源とソーラーパネルを組み合わせたセットがあります。
Jackery Solar Generator 1000 New 200Wは、1,070Wh・1,500Wの1000 Newと200Wのソーラーパネルを組み合わせたセットです。
Jackery Solar Generator 1000 New 200Wを見てみる→ Jackery公式オンラインストア
水タンク|水を運び、使いやすくする
キャンプでは、
・手洗い
・食器洗い
・簡単な洗浄
・調理
など、水を使う場面が多くあります。
ハイラックスでキャンプをする場合、水タンクを積載しておくと水を使いやすくなります。
災害時についても、状況によって生活用水として活用できる可能性があります。
ただし、飲料水として使用できるかどうかは、タンクの製品仕様や衛生管理方法を確認してください。
折りたたみ式ウォータータンク 10L 3個セット
使用しないときはコンパクトに折りたためるタイプ。
10Lを3個に分けて持てるため、必要な量だけ使いたい場合や、荷台の収納スペースを節約したい場合に候補になります。
Asnt ホイールタンク 20L
オーバーランダー用途なら、こちらはかなり面白い選択肢です。
20Lの水タンクにホイールと伸縮式ハンドルが付いており、水を入れた状態でも移動しやすいのが特徴。
食品衛生法適合品と案内されており、コックから水を出せるため、キャンプサイトでの手洗いや洗浄にも使いやすいタイプです。
クーラーボックス|食材や飲料を保冷する
クーラーボックスは、キャンプでは定番の装備。
オーバーランダーでも食材や飲料を保冷するために使用できます。
選択肢としては大きく、
・ソフトクーラー
・ハードクーラー
・電気式
の3タイプがあります。
ソフトクーラー
軽量で折りたたみやすく、使わないときの収納性を重視したい場合に便利です。
Coleman デイリークーラー 30L
約30Lのソフトクーラーで、使用しないときはコンパクトに収納できます。重量も約670gと軽量です。
ハードクーラー
保冷力や耐久性を重視したい場合の候補。
YETI Tundra 45
YETIの定番ハードクーラーで、45サイズは4人分の一泊分の食料を収納できるサイズとして案内されています。
ロトモールド製法による高い耐久性に加え、トラックの荷台などに固定するためのタイダウンスロットも備えています。
荷台を活用するオーバーランダーなら、ソフトクーラーよりも大型のハードクーラーを積載するスタイルも考えられます。
電気式クーラー
ポータブル電源と組み合わせれば、氷を使わずに冷却できる電気式も選択肢になります。
Anker Solix EverFrost 2 23L
23Lの容量を持つバッテリー搭載ポータブル冷蔵庫で、冷蔵・冷凍の切り替えに対応。
288Whのバッテリーを搭載し、条件によって最長約52時間の冷却が可能とされています。AC・USB-C・シガーソケット・ソーラーパネルからの充電にも対応しています。
ポータブル電源と組み合わせて、車を拠点に食材を長時間保冷したい場合に検討しやすい製品です。
→ Anker公式オンラインストア
ランタン・照明|夜のキャンプを快適にする
ランタンはキャンプでも使用頻度が高い装備。
オーバーランダーでは車の周辺やオーニング下を照らす用途にも使えます。
さらに停電時などには、状況によって照明として活用できる場合もあります。
WUBEN F5 パワーバンク キャンプライト
WUBENのF5は、5,200mAhのバッテリーを搭載したコンパクトなキャンプライトです。
最大500ルーメン、低照度時で最長190時間の連続点灯に対応。IP64の防塵・防水性能を備え、明るさは1~100%で調整できます。
また、3000K・4500K・5700Kの3種類の色温度を選べるため、用途に合わせて光の雰囲気を変えられます。
コンパクトなので、キャンプだけでなく車載用の照明として持っておきやすいサイズ感も魅力です。
※使用後はロックするなど、メーカーの注意事項を確認して使用してください。
WUBEN F5 パワーバンク キャンプライトを見てみる→ WUBEN公式オンラインストア
WAQ LED LANTERN2|明るさを重視するなら
WAQ LED LANTERN2は、最大1,650ルーメンの明るさと13,400mAhのバッテリーを搭載したLEDランタンです。
本体のみなら約410g、付属品を含めても約700g。最大1,650ルーメンの昼光色に加え、250~1,650ルーメンの範囲で明るさを調整できます。
WUBEN F5よりも大きくなりますが、キャンプサイトやオーニング周辺をしっかり照らしたい場合には候補にしやすいランタンです。
マグネットハンドルやカラビナも付属しているため、設置場所を工夫しやすいのも特徴です。
WAQ LED LANTERN2を見てみる→ WAQ公式オンラインストア
ゼインアーツ ZIG
私自身も使用しているランタンです。
ZIGは最大200ルーメン・重量115gというコンパクトな充電式ランタン。Φ44×104mmの手のひらサイズで、Type-C充電に対応しています。
明るさは最大200ルーメンで、照射時間は7~55時間。小型ながら光を横方向から真下まで広げられる構造になっており、テーブル周りやテント内でも使いやすい設計です。
私自身、ハイラックスでのキャンプでも使用しています。
調理器具|キャンプで食事を作る
オーバーランダーでは、車を拠点として食事を作る場面もあります。
調理器具は最初からたくさん揃えるのではなく、コンパクトに収納でき、普段のキャンプでも使いやすいものから選ぶのもおすすめです。
スノーピーク HOME&CAMP バーナー
使用時は卓上コンロのように使え、収納時にはコンパクトになるのが特徴。
荷台収納などに積載しやすく、キャンプで使う調理器具をできるだけすっきりまとめたい場合に候補になります。
わたしも実際に使用していますが、持ち運びしやすく、キャンプだけでなく家でも使用しています。
イワタニ ジュニアコンパクトバーナー
軽量・コンパクトに収納できる定番のシングルバーナー。
専用ハードケースも付属しており、荷物をコンパクトにまとめたいキャンプやオーバーランダーの装備として検討しやすい製品です。
わたしも実際に使用してますが、とてもコンパクトです。キャンプに持って行って使わなくても邪魔になることは無いです。
キャンピングムーン シェラカップ
シェラカップは、飲み物を入れるだけでなく、食器や調理、計量などにも使える便利なアイテム。
キャンピングムーンのシェラカップはスタッキングできるため、荷物をコンパクトにまとめたいオーバーランダーにも取り入れやすい装備です。
【注意】
バーナーは製品によって使用できるガスや鍋の大きさ、使用場所などが異なります。
特にテント内や車内など、換気の悪い場所では使用しないなど、必ず製品の取扱説明書とメーカーの注意事項を確認して使用してください。イワタニのジュニアコンパクトバーナーも屋外専用とされています。
テーブル|IGTで自分好みにカスタマイズ
キャンプで料理をしたり食事をしたりするなら、テーブルも必要になります。
その中でも、天板やユニットを組み合わせて、自分のスタイルに合わせて使えるのがIGTタイプです。
スノーピーク エントリーIGT
IGTテーブルを始めたい人に検討しやすいモデル。
調理器具や天板などを組み合わせて、自分のキャンプスタイルに合わせてレイアウトできます。
オーバーランダーでは、荷台から取り出してオーニング下に設置するなど、車を中心としたリビングスペースにも活用できます。
チェア|車の横にリビングを作る
オーニングを展開すると、車の横に日差しや雨を避けながら過ごせるスペースを作れます。
そこで必要になるのがチェアです。
WAQ Folding Wood Chair
私自身も使用しているWAQのフォールディングウッドチェア。
キャンプでは食事や休憩など、座って過ごす時間が長いため、チェアは使用感も重視したい装備です。
オーバーランダーでも、オーニング下に設置すれば、ハイラックスを中心としたリビングスペースを作れます。
折りたたみ式のため、設置・撤収が非常にスムーズです。
→ WAQ公式オンラインストア
寝袋・インフレーターマット|ルーフテントで眠るために
ルーフテントで泊まるなら、テント本体だけでなく、寝袋やマットなどの寝具も必要になります。
VENTLAX INFLATABLE MAT 8cm
私自身がキャンプで使用しているインフレーターマットです。
厚さ8cmのモデルで、キャンプや車中泊などの就寝時に使いやすいタイプ。
ルーフテントと組み合わせる場合は、マットの厚みだけでなく、展開時のサイズがルーフテントの寝床に収まるかも確認しておきたいポイントです。
寝袋|ルーフテントで快適に眠るために
寝袋はキャンプで使う基本的な装備。
ルーフテントで使用する場合は、泊まる季節や地域の気温に合わせて選ぶことが大切です。
コールマン マルチレイヤースリーピングバッグ
3つのレイヤーを組み合わせて使えるタイプで、気温に応じて調整しやすいのが特徴。
使用時は約90×200cmとゆったりしたサイズで、車中泊などにも使いやすいモデルです。
リカバリーボード|スタックからの脱出を補助する
砂地や泥、雪などでタイヤが空転してしまったとき、タイヤの下に敷いて脱出を補助するのがリカバリーボードです。
オーバーランダーや4WD車では代表的な装備のひとつですが、持っているからといって、あえて危険な場所へ進入してよいわけではありません。
MAXTRAX MKII
MAXTRAX MKIIは、砂や泥、雪などでスタックした車両の脱出を補助するリカバリーボード。
2枚セットで、オーバーランダーや4WD車のトラブル対策として検討しやすい本格的なモデルです。
牽引ロープ|トラブル時の救出に備える
スタックした車両を別の車両で救出するときなどに使用する牽引ロープ。
ただし、牽引ロープは**「破断力が大きければ何でもいい」というものではありません。**
車両重量やロープの仕様、牽引ポイント、使用方法などを確認したうえで選ぶ必要があります。
ジャッキ・工具|車のトラブルに備える
長距離のキャンプや旅では、タイヤトラブルなどに備えてジャッキや工具を用意しておくのも選択肢です。
ただし、車種によって必要な工具やジャッキの能力は異なります。
PWT UNIJACK UJ6000
ハイラックスのような車高のある車両で使用するジャッキの候補として、PWTのUNIJACK UJ6000があります。
最大荷重2.75t、油圧ジャッキとジャッキスタンドを一体化したタイプで、メーカーではハイラックスなどのSUV・トラックへの対応を案内しています。
※購入前に車両重量、ジャッキポイント、最低地上高・最高位などが車両に適合するか確認してください。
車載工具
工具については、最初から大型の工具セットを積み込む必要はありません。
まずは純正の車載工具を確認し、不足している工具を必要に応じて追加する考え方がおすすめです。
ハイラックスの取扱説明書も確認したうえで、自分の車両に必要な工具を準備しておきましょう。
災害時にも活用できる可能性がある装備
オーバーランダーの装備には、キャンプや旅を楽しむだけでなく、もしもの災害時に別の用途で活用できるものもあります。
例えば、普段から使っているキャンプ用品を車に積んでおけば、停電や断水など、日常とは違う状況になったときにも役立つ場面が考えられます。
- ポータブル電源
→ スマートフォンや照明などへの給電 - ランタン・照明
→ 停電時の明かりとして - 水タンク
→ 手洗いや洗浄などに使う水の確保 - クーラーボックス
→ 電源が使えないときの補助的な保冷手段 - 調理器具
→ 電気が使えない状況での調理 - 寝袋・マット
→ 車内や屋外などで休む際の寝具として
このように、「キャンプのために揃えた装備が、結果として災害への備えにもつながる」というのが、オーバーランダー装備の面白いところです。
防災用品を一から揃えるのではなく、普段からキャンプで使っているものを上手に活用することで、無理なく備えにつなげる考え方もできます。
ただし、実際の災害時には状況によって使用できない場合もあります。
火気を使う調理器具や電気製品などは、使用場所や周囲の状況、製品の仕様・取扱説明書を確認し、安全を最優先にしてください。
また、災害発生時には無理に車で移動したり、危険な場所へ入ったりせず、自治体などから出される避難情報を確認することも大切です。
ハイラックスそのものが災害時にどのような特徴を持つのかについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
オーバーランダー装備は一度に全部揃えなくていい
オーバーランダーの装備を調べると、ルーフテント、オーニング、収納システム、ポータブル電源など、魅力的な製品がたくさん見つかります。
でも、最初から全部揃える必要はありません。
私なら、
- ランタンやチェアなど普段のキャンプ用品
- 調理器具やクーラーボックス
- 寝袋・マット
- ポータブル電源
- ルーフテントやオーニング
- 荷台収納
- リカバリー用品
というように、自分のキャンプスタイルに合わせて少しずつ揃えていきます。

まとめ|自分のスタイルに合った装備から始めよう
オーバーランダーには、ルーフテントやオーニングのような専用装備から、ランタン、チェア、クーラーボックス、調理器具など普段のキャンプでも使えるものまで、さまざまな装備があります。
大切なのは、すべてを揃えることではありません。
「どんなキャンプをしたいのか」
「車をどのように使いたいのか」
「どれくらいの期間旅をするのか」
を考えて、自分に必要なものから選ぶことです。
普段のキャンプ用品を少しずつハイラックスに積み込み、そこからルーフテントやオーニング、収納システムなどを追加していく。
そんなスタイルでも、十分にオーバーランダーを楽しめます。
そして、キャンプ用品の中には、状況によって災害時に活用できるものもあります。
ただし、災害時の使用については過信せず、製品仕様や安全性、実際の被災状況を確認することが大切です。
必要なものから少しずつ。
これが、オーバーランダー装備を選ぶときの基本的な考え方だと思います。






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